梱包方法の更なる改善策

11月下旬、いえ12月に入った途端に
心配していたヤマト運輸さんによる
商品転倒事故が多発しています!
ご迷惑をおかけした皆様、
本当に申し訳ございません。

昨年の12月、ヤマト運輸さんの余りもの事故率の高さに辟易。
それからは当店で出来る改善策、
いえ防御策を考え実行してきました。
こないだまで、効果が出てるね~事故ないね~
なんて言っていたのに・・・
突如、連日のように事故連絡が!
もう~勘弁してよ~状態。

きっちり苗と苗の隙間を埋めて梱包しているのは
ずっと昔から。
それだけでも振動などで苗が飛び出てしまう事は
ないハズです。
長年、箱を90度傾けても苗が飛び出ない梱包を
心がけてきました。
それだけで、ヤマト運輸さんに変わるまでは、
転倒事故は1年に1度あるかないか
だったんですよね。

最近つくづく思ってしまいますよね~
西濃運輸さんってそんなに優秀だったの!?と。(笑)

もちろん、故意ではないし、やむを得ない事も
承知しています。

でもね~
ヤマトの配送員さんは、箱上面のセロファンから
見える中身がぐちゃぐちゃになっていると
お届け時にお客様に
「きちんと固定してもらっていないから振動で
荷崩れしました」
などとおっしゃるそうです。

ホント、これ心外です!!

特に小さ目の箱、花苗1~4苗程度の箱の事故
多発しています。

先日、こちらのヤマトさんにも言ってきました。

「それはないよね~。これだけ手間暇かけて
しっかり梱包しているのに。。。90度傾けても
大丈夫な梱包しているのに。。。振動では飛び出ません。
バタンと横に倒れた程度でも。
絶対高い所からの落下か、コロコロと何回転かしたか、
天地真っ逆さまにしたとしか考えられない!」


今年は、ビニールポット苗の口をホッチキス止めし
万が一、落下などで箱がひっくり返っても
ビニールポットから中身の土が裸で飛び出て
箱の中であっちに行ったりこっちに来たりで
土が振り落とされ、無残にも根が露になる
という事態を防ぐ役目はかろうじて果たして
くれているようです。

だから、お客様も開花していた花穂が折れていても
そのまま受け取って下さる事が多いのですが・・・

楽しみにしていた花が哀しい姿で届くなんて、
ホント、テンション下がりますよね~

もしかしたら・・・
ヤマトさんにも当店にも何も連絡されず
我慢してお受け取り下さっているお客様も多いのかも
しれませんね。
本当に申し訳ありません。

ヤマトさんは
「12月は物流量が多くて忙しいので。。。」
とおっしゃるのですが、
「それは違う」と私たちは考えています。

物流量が多いので配達時間の遅延があるのは
やむを得ないと思いますが、荷扱いが悪くなるのは
別問題です。
通年同じ価格で荷受けされているのですから。


レストランの繁忙期だって、待ち時間が長くなるのは
しょうがない。でも、忙しいからと味を落としたり
手抜きの仕事はダメです。

ただ、ヤマトさんの一部のスタッフにコレを言っても
何も改善されないのが現実。

ということで、先日よりまず当店で実施した防御策は
隙間の詰め物を固定する!こんな感じです。

ひっくり返されても踏ん張ってくれますように・・・と。

ところが、ところが、これでも転倒事故連絡は止まりません。

一生懸命大切に梱包しても、天地逆さまに落とされたら無力です。

そして、今日から実施した更なる防御策がこちら!
上の画像との違い、わかります? (笑)

箱の内側にクラフトテープで花のラベルを貼り付けているんです。

まず、段ボール箱に入れる前に、ラベルをビニールポットに
ホッチキス止めして固定しています。
そして、いつものように2~3か所ポットの口を
ホッチキス止めして口を小さくし、段ボール箱に。

このデメリットは、無事に届いた時に
苗を取り出すのに結構面倒だということです。
転倒事故に遭遇された事のない幸運なお客様は
「そこまでやらなくてもいいのに。。。」
と思われることでしょう。
どうかご理解下さい。

荷物が届きましたら、まずは側面のラベルに貼り付けられた
クラフトテープを外して下さい。ココ、重要です!
そして、隙間の詰め物の段ボールのテープを外して
抜いて下さい。
あとはこれまで通りです。
くれぐれもホッチキスに気を付けて下さいね。

実は。。。。
これも落下実験してみました。もちろん、商品でない苗で。
箱を天地逆さまに持っても中の苗は出てきません。

でもね~2mほど上からそのまま逆さまに落としたら
駄目でした。
勢いよく衝撃を与えてコロコロと転がしても。

ヤマトさん、お願いだから、落とさないでください。
これに尽きますよね~(笑)

ということで、また明日続編を投稿しますね。